
木材まめ知識
Lesson 3 木と社会環境
木は地球環境にやさしい素材でもあるんですね。
木は温暖化の原因である二酸化炭素を吸収して、酸素を排出して成長する。木造施設や木質材料を積極的に利用することは、二酸化炭素を木の中に固定することにつながるんだよ。

木を伐って、家を作ったらどうなるの?
木は製材品になっても住宅になっても、炭素は木材の中に蓄えられたままなんだ。街の中に木材住宅を作るのは、第2の森林を形成するようなものなんだよ。
でも、そんなに木を伐って大丈夫なのかしら?
木にも寿命があるから計画的に伐採してまた植える、という再生の原則を守れば半永久的に利用できるんだ。木は環境に負担をかけない、きわめて省エネルギーな原材料といえるね。
【各種材料の製造時の消費エネルギー】

【地球環境を守るために木の利用を促進しよう!】
「木のある暮らし」を願いつつ、現実にはなかなかその理想を実現できない人が多いかもしれません。しかし、地球温暖化や環境ホルモンの脅威など、私たちを取り巻く生活環境には不安材料が押し寄せてきます。そんな時代だからこそ、人と地球にやさしい木の持つ魅力をもう一度考え直してみたいものです。 木は太陽エネルギーと、大気中の二酸化炭素(CO2)と、地中の水を原料に成長していきます。
このCO2を吸収して固定する森林の特性が、地球温暖化を防ぐのに大きな役割を果たすことが明らかになっています。政府は2002年に地球温暖化防止森林吸収源10ヵ年対策を策定して、CO2の削減を実現するために森林を適切に管理して、守り育てていくことを宣言しました。木を生活の場に積極的に取り入れていくことは、結果として地球環境を保護して私たちの暮らしをより便利で快適にすることにつながっていくのです。
